日本の65歳以上人口は約3,621万人。2023年時点で、要支援・要介護認定を受けているのは約708万人です。
つまり、65歳以上の**約8割は介護保険サービスを「未利用」**の状態にあります。
一方で、90歳以上の高齢者に限定すると、未利用の割合は約3割。
このデータが示すのは、「高齢=即サービス利用」ではないという現実。介護の必要性と認定を受けていることとはまだ差があり、サービスを使っていない高齢者が多いということです。どうして利用に至っていないのか――本人の意向、情報不足、費用負担、制度の複雑さなど、さまざまな要因が考えられます。
将来を見据えるなら、未利用者に対して「利用開始をスムーズにする支援」の仕組みが不可欠です。また、介護保険で賄えない支援や地域・民間の活動の役割もより重要になるでしょう。さらに、AIなどの技術活用も含め、「介護保険に頼らない生活」を長く維持するための方法を探っていく必要があります。
詳しくはこちらのnoteをご覧ください。https://note.com/tamuratakeharu/n/n67890bff430c
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